2013.03.10 Sunday
明徳義塾対済美(甲子園への最終調整試合)
まだ暗い朝5時前、外へ出ると三月とは思えない生暖かい風が吹く日曜日
松山行きフェリー朝5:45分発、二時間半の船旅。
明徳義塾新3年先発サウスポー小方、済美はエース新2年豪腕安楽
明徳初回四球のランナーを三塁まで進め、3番西岡、4番岸が安楽の球速、球威に押されバッティングが出来ず凡退。
サウスポー小方はコントロール重視のために投げ方をオーバーハンドから少し腕を下げて変身していたにもかかわらず、二回に先頭含めて四球二つ、三回にも先頭に四球、二つ目は暴投付きで失点1、明らかにリリースポイントがバラバラ。もう3年生、自分で修正できないものか、打たれている訳もなく馬淵監督の期待を裏切る結果に・・・
急遽ワンアウト1.3塁から新2年岸が登板、安楽をセンターフライでツーアウト、次打者ライトフライと思いきやまさかのライトが目測誤り失点2、打った瞬間岸はベンチへ戻るほどのごく普通のライトフライでした。この回済美は四点を先制。
安楽はエゲツないストレートと落差あるカーブが武器
もっとコントロールが悪いのかと思っていたが四球は多分数個だけ。
ちょっと決まれば手が出ない。この冬場にかなり走りこんでいたようだ。
球速も年明けに155キロを記録したようで普通の日でも148キロ、
どこまで怪物やねん。(^_^)
対して岸はスライダー、チェンジアップだけでなく、力のあるツーシームも右打者のイン厳しいコースにコントロールされていました。スピードガンよりも打席で伸びを感じる球筋でした。だいぶ腰回りも大きくなってました。
インアウトをきっちり投げ分けながら試合をつくれるのは大したもんです。
やはり今の明徳義塾ではエース岸潤一郎に納得です。
こんな場面もありました。明徳義塾の8回の攻撃、四点を追いかける場面ノーアウト1,2塁でランナーをどれだけ貯めるかの時にセカンドランナーが牽制でアウト!明徳義塾で野球している人間がしたらあかんチョンボです。
試合結果は6対2で済美が勝ちましたが甲子園を目の前に迎えているチームへのインコース厳しいところへは無言のルールとして攻めれませんから結果よりも内容です。
見どころは 豪腕安楽 対 好投手 岸 新2年生対決
対 安楽 岸ライト前ヒット 3打数1安打四球1
対 岸 安楽センター前ヒット、ライトオーバー二塁打4打数2安打、
このライトオーバーのすくい上げ打法が凄かった。(動画有り)
試合中、雨で中断が二回ほどありましたが第一試合終了後またも豪雨、10分ほどで小降りになりましたがグランドはひどい状況でした。
ちょっと水捌け悪いかも…
二試合目がいつ始まるのか、わからない状況なのでグランドを後にしました。
でも瀬戸内海の朝日と夕陽が1日で見れました。
済美高校には是非とも甲子園で勝ち進んでほしいんです。
打力はこの冬場にかなりのスイングをして鍛えたようで大振りせず
ミート中心にいい感じでした。ただ問題はあの内野守備でしょう。甲子園まで約二週間、ノック有るのみです。早く自信を取り戻して欲しいですね。
結局 2試合目も行ったようで岸は3打数2安打、安楽に3打数1安打
昨日も6打数3安打 昨日今日で12打数6安打って・・・・・
夏が楽しみになってきました>>>>
明徳義塾も夏の甲子園へ行くためにはチョンボだけは無くさないと
だめですね。ひとつの凡プレーで負けるんですから・・・
| デブかわドットコム | 岸潤一郎 | 23:35 | comments(3) | trackbacks(0) |